臨床試験と治験の違いは?同じようで違うポイントをわかりやすく解説

「臨床試験と治験って何が違うの?」

似たような言葉ですが、実は意味は少し異なります。

結論から言うと、治験は臨床試験の一部です。


臨床試験とは?

臨床試験とは、人を対象に行う研究全般を指します。

対象は医薬品だけでなく、次のようなものも含まれます。

  • 医薬品
  • 医療機器
  • 食品
  • サプリメント
  • 生活習慣改善プログラム

つまり、「人に対して安全性や効果を検証する研究」は広く臨床試験に含まれます。


治験とは?

治験は、新しい医薬品や医療機器の承認を国から得るために行われる試験です。

厚生労働省への承認申請を目的として実施されます。

そのため、実施基準や管理体制は厳格に定められています。

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違いを簡単にまとめると

項目 臨床試験 治験
意味 人を対象にした研究全般 承認申請を目的とする試験
対象 医薬品・食品・医療機器など 主に医薬品・医療機器
位置づけ 広い概念 臨床試験の一部
管理体制 研究内容による 法令に基づき厳格

参加する側から見ると?

参加者から見ると、どちらも「試験に協力する」という点では似ています。

ただし、治験は承認申請が目的であるため、参加間隔や重複参加などのルールが明確です。

同時期に複数の医薬品治験へ参加することは基本的にできません。


まとめ

  • 臨床試験は広い概念
  • 治験はその一部
  • 治験は承認申請を目的とする
  • 治験のほうが管理体制は厳格

違いを理解しておくことで、より安心して参加を検討できます。


治験について全体像を知りたい方へ

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